「10代のころ手に入らなかった物」に、人は一生固執する
すこし前の話。
「人は10代のころに手に入れられなかったものに対して一生固執する」といった内容の記事を読んだ。
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人によっては、「それ」は、
他者からの愛情だったり、
何かで1番になることだったり、
あるいは、マンガやお菓子だったり、、、
「それ」は多種多様で、人の数だけ存在するのだと思う。
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私にとっての「それ」は何なんだろう。
10代のとき、欲しくても手に入れることができなかったものーーー……、
「褒めてもらえること」、「おいしいものを食べること」、「サンタさんにきてもらうこと」、、、考えてみると色々あるような気がするけれど、
私がいま、もっとも固執してしまっているのは、
「家族(好きな人)と一緒に暮らすこと」
だと思った。
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いま、彼女ぴと別居がマジで考えられないんだよね。異常に。
この先どんな事情があってもぜったい一緒に住む〜っ、絶対絶対絶対〜って、ナチュラルに固執してる。
もし私の仕事で彼女ぴと離れて暮らさなきゃいけなくなったら、絶対仕事辞めると思うし、
逆に彼女ぴが仕事でどこかへ行かなきゃいけなくなったとしても、やっぱり仕事辞めて、ついていって一緒に暮らすと思う。
彼女ぴが別居を望まない限り、私は同居を望み続けると思う。
この異常な固執は、もちろん彼女ぴへの愛情や依存も大きくあると思うけれど、
10代の頃の体験も、多少なり影響してるんだろうな。。。。。。。
えぐい!!
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ところで、
彼女ぴが固執してしまっているものは何でしょう?
本人に直接たずねたとき、彼女ぴはこう答えた。
「お金…………?」
「………お金…!」
たしかに彼女ぴは、ものを1円でも安く手に入れる方法をいくつも知っていて、
キャンペーンやポイント制度に精通していて、
ごく稀に、持っているクーポンを出し忘れてしまい、安く買い損ねたことに後から気づいたときの彼女ぴは、
もう、「この世の終わりなんじゃないか」というくらい落ち込み、自分をひたすら責めている。。
彼女ぴに出会って、たくさん、お金の大切さを学んだ。
彼女ぴのことを、心から尊敬しているし、感謝しているし、何より、
お金に詳しい彼女ぴをとても魅力的に感じている。
固執は、エネルギーとなり、
エネルギーは、その人の魅力となるのだと思う。
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先日、彼女ぴと一緒にカラオケに行ったとき、
「採点モードで〇〇点以上だったらプレゼント応募可能!」といった内容のキャンペーンに遭遇し、
彼女ぴは早速、楽曲にチャレンジした。
〜♪
上手すぎわろた。
彼女ぴはもとから歌が上手いが、
このときばかりは彼女ぴ史上1番上手に歌っていた。
音程ほぼ完璧。
いつもはあまりかけないビブラートまで、、
「お金が絡むと思うといつもよりうまく歌えた〜」という彼女ぴ、たしかに、ほんとうに、ほんとうに上手かった。
固執のこころが芸術性までをも爆発させることができること、心からすごいと感じた。
固執は、芸術!!
今日の一句
人間の
抱える地獄は
核なる魅力
うまいこといえてる?かわいい?ぢゃ〜ね