水溜まりに足を踏み入れてもいーよね
もっともっと美しい花に近づきたいのに、大いなる水溜まりに躊躇してしまい、手を伸ばすことしかできなかった令和元年の水無月
私は、いつから 水溜まりに足を踏み入れられなくなってしまったんだろうと
ぼんやりと考える
長靴をはいて水溜まりに飛び込む瞬間の、
みずみずしい音や、
靴越しに感じるもっさりとした水圧、
飛び跳ねた水が長靴の中に入りこんだときの生々しい湿気と、はっとするようなつめたさ、
長靴の中のむわっとした熱気、
そういった感覚たちを思い出すことは出来ても、
それがいつのできごとだったのか、
どこでの体験なのか、
だれと一緒にいたのかさえも、
ほんのすこしも思い出すことが出来ない
わたしが思い出すことができている感覚たちは、すべていまのわたしがつくりあげた、ただの妄想なのかもしれない、
という気持ちにすらなるほどに、その記憶が、あまりにも遠すぎて、途方に暮れる
もういつの日からか 足下ばかり俯いて、
ほんの僅かな水溜まりさえも避けて、
靴を汚さない道ばかりを選んで、
歩き続けている
、
、、。。
え、。。。。。
水溜まり。。。、、、
避けなくても。、、、よくない。。。。。!?
水飛ばして人に迷惑かけちゃだめだけど
ひとりならいーよね?(いーよ♡)
と。。。思う。。。。。。
もし つぎ、水溜まりのうえに近づきたいものを見つけたら、
問答無用で好きなだけ近づく
どんなに大いなる水溜まりであろうとも
足を踏み入れることをここに決意!
大人になった私にもう長靴はいらない
パンプス1足ぐらい、いつでもぶっ殺してやるからいつでもかかってこい!、という気持ちで、気長にその瞬間を待ちたい
***
あと、
これは今日。
雪のように葉っぱに覆いかぶさるきらきらに出会う
蜘蛛の巣に、無数の水滴がぶらさがっているんだ!
あ、きれい
晴れた日は、蜘蛛の巣があったことすら気づかなかった道で
雨上がりだけに見られる、きらきらに出会えたこと
うれしかった
はやく石原さとみのドラマ録画したやつ見たーい