新婚旅行記①エミレーツ航空、成田→ドバイのファーストクラス搭乗
人生のうちで一度でもファーストクラスに乗る機会があるだなんて、、、
彼女ぴと出会うまでは、考えたこともなかった。。
結論、
ファーストクラスはもはや乗り物ではなかった。
フライトの日 18:00くらいにチェックインを済ませる。
チェックインはファーストクラスのコーナーが一応わかれていたけれど、保安検査場は特にわかれていなかった。
どちらもまぁすいていたのでほぼ待たずにすいすい入れた。
保安検査場をぬけてすぐに、エミレーツのラウンジへ向かう。
成田→ドバイの航路は基本的に1日に1便しかないんだけど、
ここは、その1便のためだけに設置されているという、
「コスパ」という概念はガン無視した鬼ヤバいラウンジ
(、、、、、鬼ヤベぇ、、、、、、、、、。。。。)
全部で200人くらいは入れるんじゃないか?ってくらい広いんだけど、利用客がせいぜい10人くらいしかいない。で、従業員が20人くらいはいた気がする。
従業員が鬼ほど余っとる。
パソコン、雑誌、シャワールーム、お祈りルーム(宗教的なものっぽい)などいろいろあった。
お祈りルームの中がちょうど覗ける場所に座っていた時、
ひとりの男性がお祈りルームに入って、「お祈り」をする姿が見られた。
手を合わせ、なにかを祈っている。
次第に靴を脱ぎ、ひざまずき、頭を下げている。
その所作ひとつひとつがあまりにも自然で、しかし力強くて、見入ってしまった。
「言葉、芸術、所作など全ての表現は、"祈り"または"呪い"のどちらかである」という説を思いだす。
彼の動作すべて、完全に「祈り」でしかなく、心を打たれた。
そしてなんといっても魅力的だったのが豪華なドリンクの品揃えと、どれもこれも美味しいお食事…………
モエエシャンドンが飲み放題ってどういうことなんだ???
(どういうことなんだ???)(どういうことなんだ???)(どういうことなんだ???)
寿司やらなんやらいろいろ 全部めちゃくちゃおいしい
特においしかったのが、、、カレーだった。
欲望の赴くままに盛り付けたから映えという概念はなかった
カレー……の味もめちゃくちゃ美味しいんだけど
カレーに入ってるお肉がとにかくふわふわのばむばむでジューシーだった。。。カレーのそばにあったパルメザンチーズをかけてさらにおいしさが鬼だった。
あと、写真撮り忘れたけれど天ぷらおいしかった。
頼んだら、作りたてを持ってきてくれるというもの。
アツアツ、ふわふわ、さくさくで最高においしかった。モエ・エ・シャンドンがよくすすんだ。
フライト前なのにおなかいっぱいいっぱいになってしまった………(;_;)
そして、フライト!
「待つ」という概念がなくて戸惑う。
フライトとはとにかく「待つ」ものだと思っていたから…………なにも待ってない。たぶんこれはフライトではない。
席に着くと……か、カワイーー!!
トイザらスの女児コーナーかな?ってぐらいキラキラしててキュンキュンした。
アメニティって本来「必需品」が置いてあるものと思っていたんだけど…………ここにはアイクリーム、枕用の香水など、、、「今までの人生で使ったことないんやが?????」と思えるような必需品とは程遠いグッズがたくさんアメニティとして置いてあった。
ブルガリのアメニティも……
ティッシュ、ヘアコーム、歯ブラシ、鏡、クリーム、香水など盛りだくさん……
ブルガリのティッシュ、ヘアコーム、歯ブラシなどなどで私のような庶民のきったねぇ身体を美しくできるわけなさすぎて、
こちらのアメニティには全く手をつけることができず………
いつか身分相応の女性になったら思いっきりブルガリのティッシュで鼻かんでやる、と静かに決意し、
ありがたくアメニティをポーチごとリュックの中にしまった。
基本的に1人ずつ1名の客室乗務員がついてくれる模様。
私は英語が喋れないと判断されたのか恐らく機内唯一っぽい日本人女性がついてくださった……
乾杯ドリンクは……
ドン・ペリニヨン…❤
彼女ぴとおいしく乾杯した。
お風呂もたいへん立派だった。
アメニティのシャンプー類もラインナップが2種類あって、
(アメニティって "選べる" ものだったっけ…………?????)と混乱しながらも、選ばせていただいた。
シャワーは合計5分間しかでない(客室乗務員にたのめば都度延長可能)と言われたので、ドキドキしながらシャワーをあびた。
お風呂から戻ると、フルーツが盛られていた。カワイイ 嫁かな??
フルーツ大好き。大好きなのに。。。
大人になってから花粉症になり、
花粉症が引き起こすタイプのフルーツアレルギーになり、
(花粉の構造?と、パイナップルとかの構造?が酷似しているらしい!?)
愛するフルーツをどんどん食べられない身体になっていってしまっているのである
フルーツを愛したままフルーツから遠ざからざるをえない人生
こうしてフルーツが私の中で“”永遠“”になってしまうのか…………
………………
話を戻して、
フルーツは普通においしくいただいた
アレルギーで口の中ちょっと痛くなっちゃったけど……
続いて、ディナーを注文。
好きな時に好きなものを注文できるスタイル。全てのメニューに焼きたてパンがついている。
オリーブオイル、バルサミコ酢かわいい!連れて帰りたい……
まずはキャビアをいただく。
ぷるぷる、ふにふにでたいへんおいしかった。ドン・ペリニヨンが無限にすすむ。
つづいて、かぼちゃのスープ。
焼きレンコンが入っていて、これがまためちゃくちゃかぼちゃと相性がよくて。ほっぺたがとろけそうなくらいおいしかった……。
かぼちゃ×レンコンという可能性を教えてくれて本当にありがとう。
おうちに帰ったら作ってみよう、
あと、私は「カレー」の文字が見えてしまうと食べなければならない病気なので、、
肉やら魚やらおいしそうなメインディッシュあったのに
メインはカレーをたのんでしまった……
細かい野菜多め、味は甘め。
チキンカツがボリュームすごくて、米いらん……ってなった。
おいしかった。
彼女ぴはデザートまでたどり着くことができていた。かわいい。
私も帰りのフライトはデザートまで至りたい!!!!
食後に歯磨きをしている間にベッドメイキングをしてくれていて、
おなかいっぱいで幸せな気持ちのまま6時間ぐらい熟睡できた。
飛行機って、
狭くて全然寝れなくて興味もない映画を繰り返し見るくらいしか楽しみがない、というものだと思っていたけれど……
めっちゃ広いし、めっちゃ寝れたし、映画は(ほかのことが快適すぎて)見れなかった
飛行機の概念が覆った。
起床後は朝食でオムレツをいただいた。
あったかくてやさしい味。おいしかった。
デトックスジュースも。にんじん、きゅうり、生姜……とかだったかな?
野菜ジュースの上位互換みたいな味わいと爽やかさでおいしかった。
胃袋が何個あっても足りない。
もっと食べたいものたくさんあったのに……。
帰りのフライトで食べたいものを今のうちにリストアップする
・懐石料理のコース
・デザート(チョコのやつ)
・なんかカクテル
・和食の朝食
本当に、ただ楽しくゆっくりと過ごしていたらいつのまにかドバイに着いてた。
びっくりした。
「移動」感がまったくなかった。
これに乗るまでは、人生に1度だけファーストクラスに乗れればもうそれでいいと思っていたけれど、
まだまだ他のファーストクラスも知りたい……という気持ちになってきた。
生きる活力になったよ
成し遂げたい、と思えることが増えた。
彼女ぴと一緒にしっかりとバカンスを楽しんで、戻ったらまた次の目標にむかって、突っ走ることができそうだよ
ここに来られて本当に、本当によかった!!
こんな素敵なきっかけを与えてくれた天才彼女ぴは…………
❤❤❤❤❤❤❤